ようやく決断した「平日禁酒」。果たしていつまでつづくのでしょうか。「平日禁酒」を続ける日々の思いや精神的・身体的な変化をつづりました。
初日
やはり夜になると、自然と飲みたくなる。それが長年のルーティンだったから仕方がない。だが、仕事帰りによったコンビニでは、ビールではなく炭酸水のみ購入。普段はビールとつまみを合わせ５００～１０００円ぐらいかかっていたが、この日は１００円で済んだ。
少しワクワク
帰宅後、いつもの飲むタイムがなくなり、なんだか時間を持て余した。若干のさみしさを感じた。禁酒についてのサイトで、禁酒のメリットなどを調べたが、「酒」のワードや写真が逆に飲みたい気持ちを上げているような気がして途中でやめた。
一方で、健康、老化防止、美肌、金銭的な節約など、メリットは大きさを改めて確認た。禁酒を続けることで、本当にこうしたメリットが実現するかと妄想すると、少しだけワクワクしてきた。
ようやく一歩
なかなか寝付けないことを心配していたが、読書をしていると眠くなり、午後１１時ごろに就寝。最近はよくトイレに行きたくなって途中で目覚めていた。この日は朝５時半ごろに一瞬目が覚めただけで、睡眠中に布団から出ることはなかった。
起床時間は予定通り６時４０分。当然二日酔いはない。ただ、頭はすっきり、というわけでなく、なぜか薄～い頭痛のようなものがあった。体にだるさは感じない。とにかく、一日でも禁酒ができ、早起きにつながったことがうれしい。ようやく一歩踏み出せた。今日の夜は、筋トレでもしようかなと思った。
２日目
昨日飲まなかったおかげで、日中は元気いっぱい、とまではいかなかった。いたって普通。ただ、朝からだるいなどの症状はなかった。
心強い味方
夜、用事でコンビニに行ったとき、ふとお酒が飲みたくなった。でも、がまんがまん。あまりお酒を見ないようにすることが大切だろう。
今日も炭酸水だけでしのげた。最近は炭酸水も、レモンとかグレープフルーツとかいろんな種類の風味があり、それなりに楽しめる。平日禁酒の心強い味方になりそうだ。
夜は１１時過ぎに就寝した。なんとなく明日はさらに早起きができるような気がして、
目覚ましのセットをいつもより１時間早い５時半にセットした。
布団の中で１時間
ただ、この日は寝付きがあまりよくなかった。布団の中で１時間近く眠れず、もやもやと考えごとをしていた。いったん起きて仕切りなおそうか、とも思ったが、どうしようかと迷っているうちにいつの間にか寝ていた。
もし、あのまま眠れなかったら、もしかして早くも２日目で禁酒失敗に沈んだかもしれない。もともと寝つきがいいタイプではなく、眠れないから酒を飲む、ということもこれまで何度もあった。危ない。とにかく夜の考えごとにいいことはない。
朝活はかどるも…
午前４時ごろに、なぜか右足のかかとがムズムズしてきて目が覚めた。トイレには立たずしばらくして眠りにつき、午後5時半に目覚ましでいったん起床。しかし、そこから起ききれず、布団から出たのは５時５０分だった。
目標には届かなかったが、いつもより４０分も早い。朝活もはかどった。できれば５時半起きを定着させたい。前日にあった頭痛が、今日もある。ただ、昨日よりは弱い。気のせいか腕や腹などが、少しだけかゆい。禁断症状なのだろうか。
３日目
午後７時前、仕事の同僚から写真が送られてきた。炭火焼きでサザエやアワビを食べていた。見ているこっちが思わずビールを飲みたくなる。全く違うことを考えて、飲みたい気持ちを我慢した。自宅に帰る途中、コンビニによるのが日課になっていたが、昨日炭酸水をまとめて買っていたため、久しぶりに直帰することができた。
節約１万２０００円
そういえば、今日は仕事が忙しく昼食をとる時間がなかったこともあり、お金を１円も使わなかった。これまでにこんなことがあっただろうか。
考えて見れば、この３日間で、夜の飲食代（夕食をのぞく）に使ったお金は３００円。炭酸水３本を買っただけだ。これまでであれば、毎日ほぼビール５００㍉で２～３本。それに加えてつまみ代がかかり、１０００円近くはかかっていた。
ざっくり計算だが、この３日間で２１００円ものお金が浮いたことになる。平日４日で２８００円。それが１カ月（４週）となると１万１２００円。今までが飲み過ぎ、なのだろうが、これは家計にありがたい。金銭的なメリットを求めて平日禁酒を始めた訳ではないが、これは大きなモチベーションになりそう。
ただ、この日の夕食の際もやはり、ビールのことが何度か頭をよぎる。でも、強制的に別のことを考える。そうすると、とりあえずは大丈夫。ごまかしごまかして、進めていくしかない。
体がびっくり？
午後１１時過ぎに寝て、朝５時に布団から出た。５時半起きを目指していたが、ここ最近の春の陽気のためか、暑くて目が覚めた。５時に起きても体はきつくない。頭も痛くない。酒を飲んでいたら、こうはいかないだろう。いかに酒が朝時間を潰していたかがよく分かった。
一方で、少しだけ体がかゆい、口内炎ができた。少しだけ体に変化がある。禁酒と関係あるのだろうか。それこそ、年がら年中、飲酒していたので体がびっくりしているのかもしれない。いずれにせよ一時的なものであることを願いたい。
