「早起きがしたい」。これは誰しもが一度は抱く願望ではないでしょうか。頭が冴える、健康的になる、ストレスが減る、時間に余裕ができる―。早起きのメリットはそれこそ無数にあり、人生を劇的に好転させるだけの力があります。
しかし、「早起きをする」と決断したとしても、なかなか起ききれなかったり、３日坊主で終わったりした人は多いはずです。朝早く起きるという一見単純な行動がなぜこんなにも難しいのでしょうか。早起きを続けるには、どうすれはよいのでしょうか。
ここではまずは早起きをするモチベーションを高めるため、早起きの代表的なメリットを５つ紹介します。これを読めばきっと早起きがしたくなるはずです。そして次回以降、早起きができない要因を解説し、毎日早起きができるような具体的な方法について紹介します。早起きを続けてあなたの人生を変えてみませんか。
頭が冴えて、作業がはかどる
朝起きてからの2～3時間は脳のゴールデンタイムと呼ばれています。睡眠により疲れが取れた脳は非常に活発的で作業効率はぐんとアップします。一説によると朝の３０分は夜の２時間に相当するとされます。また、アイディアがひらめいたりするのも朝のこの時間帯になります。アイディア出し、頭を使う仕事、重要な判断をするなど、クリエイティブで重要な仕事や作業はこの時間にやることが適しています。
時間が増える
朝早く起きれば、それだけ時間が増えます。しかもただの時間ではありません。脳が活性化した最もコストパフォーマンスに優れた時間です。また、日中や夜間と違って、人に話しかけられたり、電話がかかってきたりすることがまずありません。誰にも邪魔されない自分だけの時間なのです。
自信があふれる
朝早く起ききれるだけで、不思議と自信がみなぎってきます。それは、時間を自分で上手く管理できているという感覚が生まれるからです。一日の始まりを会社や学校へ行く時間に間に合うように、外部要因ではなく、自分の意志でスタートさせることは、時間管理のみならず、人生を上手くコントロールできていることにつながります。早起きすること自体が自信につながり、朝だけでなく一日を充実したものすることができます。また、早起きして仕事や学校前に一つ作業やタスクをこなしていれば、時間的にも精神的にもゆとりをもって一日を過ごすことができます。
健康的になる
決まった時間に起きて朝日を浴び、体内時計をリセットすることで生活リズムが整い、イライラやストレス軽減が期待できます。朝日を浴びると、幸せホルモンとも呼ばれているセロトニンが分泌されます。逆にセロトニンが不足すると、イライラしやすくなるほか、ストレスが溜まりやすくなり、うつ病や不眠症につながる恐れもあります。
運が引き寄せられる
早起きが継続してできるようになると、運も引き寄せられます。朝から有意義な時間を過ごせれば、一日中ご機嫌でいられます。そうすれば運も勝手に寄ってくるのです。
終わりに
いかがでしたか。朝早く起きるだけで、こんなにもメリットがあります。ここでは代表的なものを簡単に紹介しただけですが、人生を変えるほどのポテンシャルを秘めていることがよく分かるかと思います。あなたも明日から早起きに挑戦してみたくなったのではないでしょうか。ただ、早起きを決心したとしても、いざ朝になるとベットから出られなかったり、数日はできても続かなかったりすることも多いと思います。次回以降はその理由を分析した上で、早起きのテクニックをご紹介できればと思っています。
